他院切開法二重手術後の'''ライン幅を狭くする修正'''症例です。
平行型二重を希望されました。

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写真1枚目
上が修正術前、下が4ヶ月目です。


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写真2枚目
上から順に、修正術前、抜糸時、1ヵ月目、4ヶ月目です。
新しい切開線の赤い矢印部分が眉側にズレています。
そのせいで二重ラインが乱れています。
このラインの乱れは、4ヶ月目には1ヶ月目よりも目立たなくなってきています。



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写真3枚目
1段目は修正術前です。
2段目は修正手術のデザインです。黒い線が新しい切開線です。
3段目は手術中の写真です。
(隔膜上剥離後です。眼窩脂肪は出していません。)
4段目は術後4ヶ月目です。
赤い矢印部分は、皮下組織が切除されて薄くなっています。
新しい切開線は、この薄くなっている場所で眉側にズレています。



'''前医切開線の癒着を外さないと二重ライン幅は狭くなりません。'''
挙筋と皮膚の間の癒着がそのままだと、皮膚を切り取ってもライン幅は狭くなりません。
こちらの絵を見てください。
https://ameblo.jp/kmkcc/entry-12389374192.html

癒着を外したキズの面とキズの面が同じ場所にあると、再び癒着してしまいます。
このキズの面をずらして、外した場所の再癒着を予防する方法の一つがこの「引き下げ糸」です。
新しい切開線より眉側の瞼(眼窩脂肪、隔膜、ROOF、眼輪筋、皮膚)を丸めて引き下げます。
前医の切開線部分が浮かんで膨らむ程度の強さで糸を結んでいます。
こちらの動画を見てください。
https://ameblo.jp/kmkcc/entry-12390882298.html


「引下げ糸」は、他の再癒着防止方法に比べて確実性が高い方法です。
元の二重ラインが出ることはありません。
大きな凸凹が生じることもありません。
'''眼窩脂肪が残っていても、残っていなくても関係ありません。'''

しかし、新しい切開線が眉側にズレて癒着することがあります。
部分的に二重ライン幅が広くなると、二重ラインが乱れます。
二重ラインの乱れは、時間が経つと目立たなくなりますが残ります。

新しい切開線が眉側にズレるかどうか?は、新しい切開線を固定する場所の皮下に残っている組織の量で決まるようです。
(狭い範囲の皮下組織のことで、眼窩脂肪が取ってある、取ってないことは関係ありません。)
薄くなった皮膚が上手く丸まらないのが原因です。

その2に続きます。


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かみ

二重ライン幅修正手術
リスク・合併症は左右差、内出血、瘢痕などです。
治療費用は500,000円~800,000円です。

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